昨年は20年勤めた病院を辞して新天地での診療を始めました。慣れない環境で戸惑うことも多かったですが、スタッフに助けられて今は感謝の毎日です。
最近、今の自分の心境をよく表している詩に出会いました。この詩で詠われている気持ちを忘れずに、人生の後半戦を歩んでいきたいと思います。
まずは3月7日の芳医会が成功するよう努力していきたいと思います。今年も宜しくお願い申し上げます
神の慮り(神渡良平訳)
(ニューヨーク州立大学病院に残されたある患者さんの詩)
大きなことを成し遂げるために力を与えてほしいと神に求めたのに謙虚さを学ぶようにと、弱さを授かった
より偉大なことができるようにと、健康をもとめたのにより良きことができるようにと、病弱を与えられた
幸せになろうとして富を求めたのに賢明であるようにと貧困を授かった
世の人々の賞讃を得ようとして成功を求めたのに得意にならないようにと失敗を授かった
人生を楽しもうとたくさんのものを求めたのにむしろ人生を味わうようにとシンプルな生活を与えられた
求めたものは何一つとして与えられなかったが願いはすべて聞き届けられていた
私はあらゆる人の中で、もっとも豊かに祝福されていたのだ
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