2011年1月17日月曜日

頸動脈超音波勉強会(倉敷地区)のご案内

案内が遅れましたが、今週木曜日(20日)に倉敷で頸動脈超音波の勉強会が開かれます。
実技指導もありますので、興味のある先生はご参加下さい。


第3回倉敷超音波診断懇話会
日時:1月20日(木曜)午後6時30分
場所:倉敷成人病センター 健診センター4階会議室
演題:
 1.糖尿病患者における動脈硬化の評価
   岡山済生会病院糖尿病センター 中塔辰明先生
 2.頸動脈エコーの実際&デモンストレーション
   岡山済生会病院中央検査科   松本吉弘先生
  



2011年1月12日水曜日

藤原先生の講演要旨(市民公開講座)

従来の外科はメスによる手術が主体でしたが、最近は内視鏡治療、抗がん剤治療、遺伝子治療を組み合わせて、早期がんから進行がんまでトータルに治療するプロ集団に生まれ変わっています。講演では、遺伝子操作したウイルス製剤を用いた胃がんの治療・診断を中心に最先端治療を紹介します。


①腫瘍選択性ウイルスを使った遺伝子治療(テロメライシン):腫瘍細胞のみで効果を発揮する遺伝子治療薬テロメライシンは、従来の抗がん剤と違い低濃度でも作用を発揮する。
②内視鏡的治療:現在の外科はメスによる治療だけでなく、胃カメラや腹腔鏡による手術も積極的に行って、大きな切除による負担を軽減する方向に向かっている。
③手術支援ロボット(ダヴィンチ):遠隔操作による手術支援ロボットは人間の実際の手の動きを1/5の小さな動きに変えることが出来、細かい手術を可能としている。
④テロメライシンを利用したナビゲーション手術:テロメライシンに蛍光標識をつけることで、転移リンパ節を可視化することが可能となり精度の高い手術が可能になる。



2011年1月9日日曜日

第9回芳医会は無事終了しました

お蔭さまで、第9回芳医会は無事終了しました。


市民公開講座には125名の参加がありました。芳泉同窓生の知り合いで他校の卒業生も参加していましたが、一様に芳泉の結束力と、人材の豊かさに驚いていたそうです。


市民公開講座では3人の講師の話がそれぞれに個性に富み、癌治療における現状がよく理解できるとともに今後の方向性もはっきり示していただくことが出来ました。藤原先生のお話は、遺伝子を使った治療、画像診断、ロボット手術と近未来の癌治療をわかりやすく解説いただき、新春らしい夢のある講演内容でした。瀧川先生はご自身の仕事を「進行癌が対象で泥臭い仕事」と謙遜されていましたが、地道に治療成績を上げていっている内容には先生の誠実なお人柄を感じることが出来ました。森脇君は画像診断センターの成功事例から、公的医療に民間の力がどうかかわるべきか目からウロコの話をしていただきました。


また、司会のお二人も後半のパネルディスカッションはぶっつけ本番であったにもかかわらず、上手にまとめていただき、最後の4期の則安先生(岡山県健康対策課)の特別発言(これからの岡山の医療の方向性)に持って行かれた時には感動しました。


また、懇親会には芳医会会員以外にも、同窓生および磯田精一先生がご参加いただき、新たな人の輪も作ることが出来ました。芳歯会からは3期の山下君が参加下さり、芳医会と芳歯会のコラボによる市民公開講座構想も持ち上がって新春らしいとても良い会となりました。


今回の芳医会では芳医会を越えた芳泉の輪の中で多くの同窓生にお世話になり、改めて芳泉パワーを再認識する会となりました。この人の輪を大切にして、芳医会をさらに発展させていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。



2011年1月7日金曜日

明日、芳医会です

いよいよ、明日8日に芳医会が開かれます。ピュアリティまきびで14時から市民公開講座、17時から懇親会の予定です。詳しくは、下記のPDFファイルをご参照下さい。

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