2007年11月3日土曜日

キューバの医療

現在、アメリカの医療制度の問題を扱った映画「シッコ」が公開されていますが、その中で、監督マイケル・ムーア、米国の医療制度に見捨てられた患者さんたちを引き連れてキューバの病院に向かうというシーンがあります。



キューバの医療に興味を持ち、「世界がキューバ医療を手本にするわけ (単行本) 吉田 太郎 (著)」を購入して読んでみました。



経済封鎖でないないづくしのキューバですが、工夫をしながら医療を行って驚くほどの低コストの医療が実現していることが分かりました。医療費抑制が声高に叫ばれているわが国ですが、キューバのように発想を変えればもっと無駄が省けて今以上に医療費削減はできると思いました。ただそのためには当事者全員の意識を変えることが大前提と思います。



印象に残ったのは旧式のパソコンとリナックスを使って関係者全員が電子医療情報を交換できるようになったことです。



電子カルテで汲々としていますが、本書を読んで電子化して本当に利用する情報は何か?そのために必要な最低のスペックは?と質問していくと、今の電子カルテシステムが昔の手作業のカルテ業務を単に電子化しただけで、本当に必要な情報を電子化して利用できているのかと思うようになりました。



また、本書では「キューバでは病気を治すことがビジネスにはなっていない。医師はビジネスではなく職業です」という記載もありましたが、これも考えさせられる文章でした。医師という職業とは、医療とは何か、とあれこれ考えさせられる一冊でした。



http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%8C%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%90%E5%8C%BB%E7%99%82%E3%82%92%E6%89%8B%E6%9C%AC%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%8F%E3%81%91-%E5%90%89%E7%94%B0-%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4806713511



2007年10月29日月曜日

芳医会のブログを立ち上げました

芳医会は岡山芳泉高校同窓会の支部会の一つです。



今まで、卒業生のHPに間借りして情報発信を行っていましたが、更新が難しく、タイムリーな情報発信ができませんでした。



これからはこのブログを使って情報発信していきたいと思います。



2007年9月9日日曜日

第5回芳医会が開催されました(2007/9/8)

ウイルス肝炎撲滅の取り組みについて、臨床側から3期の池田先生が、行政側から4期の則安先生が講演されました。
池田先生から、ウイルス肝炎(B型、C型)はコントロールできる時代に入り、肝
硬変→肝癌への道を阻止することができるようになったこと、ただし専門施設を中心とした医療機関での囲い込みがなければ手遅れで発見される症例も後を絶たないことが紹介されました。
則安先生からは平成14年から行われているウイルス肝炎健診事業の実態について報告があり、問題点として地域によっては専門施設のネットワークが不十分で十分なfollowが行えていない事例もあり、岡山県においてはネットワークの充実が行政主導で進行中であることが報告されました。



総会では規約(kiyaku070908.pdfをダウンロード )についても議論を行い、承認を得ました。
さらに開催時期についても話し合いを行い、1月上旬の土曜が適当ではないかの意見が出され、次回の芳医会は1月5日に行うこととなりました。
今回は4ヶ月の準備期間がありますので、内容についても吟味して先生方の役に立つ情報を提供できるようにしたいと思います。
第6回の芳医会に多数の先生のご参加を賜りますようお願い申し上げます。



また、メーリングリストを管理している斎藤先生(5期)より、定期的にメーリン
グリストを使った情報提供を行い繋がりが希薄にならないようにしたいとの報告もありました。



2007年7月29日日曜日

第5回の芳医会の予定が決まりました(2007/7/29)

芳医会の第2回目の会を下記のとおり開きます。今回は、ウイルス肝炎撲滅についての講演を予定しています。
ご多忙とは存じますが、ぜひご参加下さいますようご案内申上げます。



日時 2007年9月8日(土曜日) 午後6時00分~



会場 ピュアリティまきび
〒700-0907 岡山県岡山市下石井2-6-41 
TEL(086)232-0511 FAX(086)224-2995



プログラム
18:00-19:00頃 ウイルス肝炎撲滅の取り組み
         行政側から  則安先生(4期)
         臨床側から  池田先生(3期)
19:00頃-21:00 懇親会 (最後に写真撮影)





2006年7月30日日曜日

第4回の芳医会が開催されました(2006/7/29)

第4回芳医会が7月29日に後楽ホテルで開催されました。
今回は昨年に日本臨床腫瘍学会の第1回の認定専門医試験に合格した5期の瀧川先生に「がん化学療法の進歩」の講演を拝聴しました。
昨今は、国民の癌医療に対する関心も高く、最新の化学療法の話を伺って大変勉強になるとともに学生時代には考えられなかった治療法が確立されていることに驚きました。



2006年1月21日土曜日

第3回の芳医会が開催されました(2006/1/21)

第3回芳医会がピュアリティまきびで開催されました。
今回は特別企画として「これからの医療を考える会」を開催しました。
市立川崎病院の鈴木厚先生の特別講演「安全保障としての医療」を拝聴した後に、総合討論を行いました。
当日は17名の芳医会会員、4名の芳泉高校同窓生、21名の一般の方の参加があり、貴重なご意見を賜りました。
意見の中で「医療制度改革に対する医師の意見が収入の維持を第一目的にしているように聞こえる」といった内容が最も印象に残りました。高収入を得ているのであれば、その一部を社会貢献に回すよう努力することも国民の支持を得るためには必要かと感じました。
一方で、一般の方には医療の実体がほとんど伝わっていないことも痛感しました。
さらにフロアから「堅苦しい医療制度の話だけでなく、健康についての話と抱き合わせにすればもっと参加者が増えて、医療について関心を持っていただけるのではないか?」との意見もいただき、次回の芳医会では市民講座を併設した形での開催も検討することと致しました



会の詳細は岡山県医師会報に報告させていただきました。県医師会の許可を得て、本HPに公開させていただいています。HOUIKAI3.pdfをダウンロード



第3回芳医会(これからの医療を考える会)
日時 2006年1月21日(土曜日) 午後4時~
会場 ピュアリティまきび 白鳥の間
〒700-0907 岡山県岡山市下石井2-6-41 TEL(086)232-0511 
プログラム
16:00-17:30 鈴木厚先生基調講演(1時間30分)「安全保障としての医療」
17:30-19:00 総合討論(1時間30分)
19:00-21:00 芳医会懇親会(ピュアリティまきび、孔雀の間)







2005年9月25日日曜日

芳医会有志で「地域医療を考える会」を開きました(2005/9/24)

9/24に芳医会有志で「地域医療を考える会」のを開きました。

さまざまな職種の医師が集まり、医療の抱える問題点について活発な議論が交わされました。

国政では、先の総選挙で自民党が大勝し、早くも診療報酬の引き下げが論じられようとしています。

会では、世の流れからはもはや現行の護送船団方式の医療制度は長続きはせず、新たな枠組みが作られるだろうとの見方で一致しました。そして微々たる力かもしれないが、芳医会の活動を通じて医療制度に何らかの提言が行えたらとの意見も出ました。

出席者の同級生に医療行政に関わるものもおり、彼らにも参加してもらって幅広い意見の聞ける会を開き、芳泉同窓のマスコミ関係者から情報発信してもらうのも良いのではないかとの意見も出ました。

今後、メーリングリストを通じて、会員の意見を聞きながら、活動の方向性を決めていくことと致しました。