2008年4月20日日曜日

HHV-6が慢性疲労症候群やうつ病に関連

4月17日~18日に開かれた日本感染症学会の教育講演15で東京慈恵医大ウイルス学の近藤一博先生が「ヘルペスウイルスの潜伏感染と慢性疾患」と題する講演をされ、その中で、HHV-6というウイルスが慢性疲労症候群やうつ病と関連している成績を示されました。



HHV-6はマクロファージや脳のグリア細胞に持続感染しているため、再活性化すると免疫異常や精神神経障碍をおこす可能性があること、再活性化を示唆する抗体が慢性疲労症候群でうつがある症例、うつ病、躁うつ病で健常人より高い陽性率であること、再活性化は仕事による生理的な疲労でも起こりうることを示されました。
こういう成績を見ると、無理のし過ぎは良くないと思われました。
詳しい内容がネット上に公開されています。興味のある方は下記HPをご覧下さい。



http://www.jst.go.jp/shincho/db/seika/2005_s/2005_s_3/2005_s_3_hiroukan/2005_s_3_hiroukan_1_1_4.htm



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